2013年6月14日金曜日

クーリエ「結局、専業主婦が一番幸せ」


クーリエジャポン 現場からより抜粋


「『結局、女は専業主婦がいちばん幸せ』を考える」という「ニューヨーク・マガジン」の記事を掲載。女性にとって、「いかに仕事と家庭を両立するか」というのは、なかなか答えの見つからない問題です。「いつ産めばいいの?」「出産を先延ばしにしていたらチャンスを逃しちゃうかも」「仕事を辞めたら、二度とやりがいのある仕事ができなくなるのでは?」「自分の仕事は、子育てしながらでも続ける価値があるのか?」……
3月、「女エリート」の代表格が、再び議論に火をつけました。フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグが著書『リーン・イン』を発表したのです。その内容は、「政治や経済の世界で、トップを務める女性が少なすぎる。必要なのは女性たちの意識改革よ!」というものでした。これに鼓舞された女性も多くいたようですが、一方でこんな意見も聞かれました。

「私たちは、別にそこまでして戦いたくないんだけど……」

そんな声を拾ったのが、今号の記事です。メインで登場するのは、ケリー・マキノという33歳の女性。修士号を持ち、やりがいのある仕事に就いていた彼女は、あるときから専業主婦になることを決意します。きっかけは、夫が出張の多い職場に異動になったこと。5歳の息子が学校でけんかをするようになり、4歳の娘が悪夢にうなされていたことも原因でした。夫は協力的だったけれど、子供の送り迎えや夕食の用意などのスケジュール調整に追われて、夫婦はイライラが募っていたといいます。

http://courrier.jp/blog/?p=14707


あぁ、同じように悩む女性が存在すると知る事が
こんなに嬉しい事なんて(涙)

私は仕事が大好きで 家族も大好きで
外国生活の長い、柔軟な考えの理解ある夫に助けられてきました。
でも、
自分の時間の多くを仕事に裂く事で
子供の将来を左右する事を自ら悟ったとき、
自分の満足感だけを優先する事ができなくなりました。

一方で、仕事を急に縮小する事は
社会的には 逆の方向に理解されます。
そして仕事への責任感が問われます。


上記 記事の女性は
仕事の為に 家族を犠牲にしている事に
罪悪感を持ち続けました。

ですが、問題なのは
女性が 仕事と家庭のどちらかを
選ばなければならないことですよね。

どちらも「選べる」訳がないんです。
どちらも大切、それが理解されない世界が
多く存在しています

女性が自分の幸せを選択する、そんな事が
できない世の中である事が残念です。

でももっと残念なのは、
その苦悩に気がついてくれる人が少ない事でしょう。

幸い 私は夫に理解される事で救われています。
私が働きやすい環境を共に模索してくれることが
一人ではないと 感じさせてくれます。



こともあろうに、この記事を紹介していたあるテレビでの男性のコメントが
「私は ほとんど家を不在にする仕事でしたが
幸い妻が専業主婦で 助かりました」と言っていましたが
この記事の意味を本当に理解していないと示唆しています。

多様性マネージメントや
女性の社会進出の難さは
このような 理解されない文化が最も大きな問題です。


仕事への時間や量を、選択しながら働く事ができる
社会である事を願う毎日です。





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