2010年10月24日日曜日
シンクロニシティ
土曜の朝、とあるインフォセッション参加の前に
少しスタバで仕事を済ませました。
ところで、
私たち家族には欧州時代から家族のようにつきあっている
ダッチ・メキシカンの家族がいます。
私たち家族がが「ママ」と呼ぶその女主人は
国連で働く 本当に頭のいい女性です。
(私のたくましさは 彼女から学んだことは
間違いありません)
その家族には スイス、フランス、イギリスに家があります。
私たちは何度も行ったり来たりしていますが
とくに思い出深いのがスイスの家。
昨日の夕刻「その近くを車で走っている」、と夫から電話が入りました。
「懐かしいよ、N5(道路)。 思い出すね」と。
「近くに「ママ」の家があるので、ちょっと寄ってみようかな、
休日だし。 」
そんな話から
私からママに電話をしてみたところ・・
「Mie?! ちょうど今電話しようと考えていたところだったのよ、
すごい偶然ね。」とママ。
電話ではなすのは、
3年前に彼女のフランスの家を
尋ねた時以来。
空間を超えて、時間を超えて、さらに時差も超えて、
まるで シンクロニシティ?
いつも世界中を飛びまわっている彼女が
この日にスイスの家にいたのもすごい偶然、
突然尋ねて 久しぶりにあえるのも偶然。感動。
(あえるのは夫だけだけど)
実は私たち(ママと私)は 一日違いの誕生日、それも今週なのです。
で、「電話でHappy Birthdayを言おうと思って」とママ。
今は、私の息子もママと同じ誕生日ですよ。
そんなことで、夫に「花のブーケとワインを持参してね」と頼みました。
今夜は 夫も数年前にタイムスリップして
昔話に花を咲かせることでしょう。
◆シンクロニシティとは
ユングが唱えた概念で 奇跡的な偶然、偶然なのに
何らかの重要な意味を持つという。統計的にはあり得ない偶然。
私たちがオランダに住み始めたころ
私の父方の祖母が
ある昼に突然私の前に現れました。
もちろん実物ではなく、まるで突然起きた白昼夢のように。
瞬時に とても多くの記憶がよみがえって、
祖母は私に何かを伝えようとしているようでした。
言葉ではないのですが、
祖母の 様々な気持ちが伝わってくるようでした。
はっと意識が戻った時の 不思議な感じは
いまだに覚えています。
音のない静かな中
リビングのソファに座って、
大きな窓から見える外の木々や隣家の家並みを
ボーっと眺めていました。
その2日後 早朝、日本から祖母の亡くなった知らせを受けました。
私の母が 時差を考え電話してきたことを考えると、
祖母が私を尋ねたのは 亡くなる前日だったのではないでしょうか。
あれは、まさにシンクロニシティだったのでは。
遠く離れていても、病院にいる祖母の意識と
オランダにいる私の意識が偶然に一致した瞬間だったのだと
今でも思うのです。
日本はすでに日曜が終わります。
今日も、夫はいなくても いつものように
ランチボックスを持って公園へ。
子供たちはサッカーを。
(疲れさせて 昼寝させようと目論んだのですが
失敗)
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