2010年3月24日水曜日

松岡先生のセミナーに参加させていただきました。

少し前になってしまいましたが、
社会保険労務士の松岡先生のセミナーに
参加させていただきました。

メンタルヘルス対策では、
労働災害へのリスク管理として
企業と管理監督者のメンタルヘルスに対する
理解と姿勢が問われます。

企業として管理監督者として
何をどこまでやるべきなのか、やらないべきなのか、
またなぜやるべきなのか、
やらないリスクは何か、
それを知っておくことは重要なことなのです。

松岡先生のセミナーでは
そのあたりを詳しく、わかりやすい言葉で
お話されていました。

今後ECGとしても 松岡先生に
ご指導いただきたい点がたくさん出てくると思います。
そんな意味でも、
今回の参加は意味あるものとなりました。

季節は春目前というのに、
しばらく雨になりそうです。
せっかく咲きかけた桜が
散ってしまいませんように・・。

2010年3月19日金曜日

新しいステージへ

卒業式でした。

あっという間の数年間、
小さかった子供たちが
でも
凛々しく 大人になって
入学式のあの日と
同じ顔ふれで、
同じ場所にいました。

異なっているのは、
親とではなく、
友人たちとの固い固い絆。

明日から彼らは
その絆を支えに
別々の人生に
それぞれが踏み出していきます。

私たちも
親として、一つをしめくくり、
また新たなステージを迎える準備を
始めていかなければなりません。

小さい頃は、
ある意味 親の思いのままに育て、
でも、子供たちが
自分の足で歩みだした今、
これからは後ろで
見守っていく仕事になるのでしょう。

私たち親たちはみな
子供にとってどんな安全地帯であったのか。

子供が安心して外に踏み出すために
不可欠な安全地帯の有無は
今後の子供たちの姿に
大きく差異を生み出します。

とはいえ子供たちはすでに
そこから踏み出し、
友人との深い関係を築き始めているようです。

でも彼らが傷ついた時、
弱くなった時、
いつでも戻ってこられる安全地帯は
やはり家族のなかにあります。

子育ては 長い長い
試行錯誤のプロジェクト。

親として、
嬉しい気持ちと、
さみしい気持ちと。

そしていま思うことは、
人は生きている間に
いくつの人生のステージを
迎えるのでしょう・・と。





2010年3月10日水曜日

An imaginary friend

昨日は夕方から 大粒の雪が舞い始めました。
息子を迎えに行った帰り、車中で彼がこんなことを言っていました。

「お外には怒りんぼ虫がいるんだよ。 大きくて、長いの」と。

ふーん、と聞く私。
たしか、昨日はこんなことを言っていました。

やだっていうとやだやだお化がでるんだよ。
ばかっていうとばかばかお化がでるんだよ、でね、
もう知らないっていうと知らないお化が出るんだよ」


先生にそう諭されたの?それとも・・
あ、もしかしてimaginary friend??? 出現した?
つい微笑んでしまう私。

最近は言葉が発達してきて
あれもダメ、これもダメ、と私にいわれると 空中に向かって
「じゃぁ 一体どうしたらいいの?」と言うこともあるし?


■Imaginary friend (imaginary companion)とは

 Imaginary friend (imaginary companion)とは
想像上の友達のことです。
欧米の発達心理学では研究が進んでいるようですが、


それでもかつては
わが子が見えない誰かと話す姿を

発達上の問題かと心配された時期もあったようです。

実際、若いお母さんたちには 

子供がわからないことを言い出したり
存在しない友人の話をしたりすることを
懸念する方もいるようです。

Imaginary friend (imaginary companion)、それは
たとえばそれはぬいぐるみや人形であり、TVのキャラクターであり、
そして空想上(架空)の友人でもあります。


やがて年齢を重ねるうちに、
周囲が顔をしかめる様子を認識し
周囲とのやり取りがより複雑化していくことで

自然と減少していくといわれます。
(実際に減少したり、表面的に減少したり、
それは個人差があることでしょう)

Imaginary friendは2歳から5歳くらいにかけて 

言葉の習得が始まった幼児に起こる
発達上の現象と考えられます。

いろいろな説(ピアジェやヴィゴッキー説)があるようですが、
子供が母親と分化(異質なものとして別れることを認識)していくころ、
幼児の内には内的会話が発生してきます。


やがて、言葉を他者(おもに母)との
やり取りのツール(外言)として使い始め
そしてその対象は母親以外の誰かへと移行していきます。


同時に言葉は思考のための道具(内言)となります。
でも未熟な言語発達期には
発達とともにどんどんと複雑化する思考を 
適切に表現する力はありません。
そのために、頭の中のことを言葉にする試みが
独り言となる、とも考えられます。

先のとおり、社会化とともに 会話の対象は拡大します。
その自然な移行の流れの中で、

子供は自分の自我
(ここではself:意識の対象としての自我の意味)を

確立していきます。
それは周囲との相互作用、自らの体験、

そして自分とのやり取りの中で
形成されていくのです。


内言・外言を通じて、

人とのやり取りや
自己の思考を整理していく過程、ということでしょう。
こんな小さな頭の中で いろいろと考えているんですね、

子供が誰か空を見て話をしている姿をキャッチしても、
あまり心配せずに温かく見守ってあげましょう。










2010年3月9日火曜日

確定申告 行ってきました。

確定申告に行ってきました。
こちらの慣れもあると思いますが、
申告のシステムも年々簡易化されているように感じます。

申告自体は15分程度、でも並ぶのは40分・・
ここが今後の課題ではないでしょうか。

さて、最近夫がメガネをかけるようになり、
これで私、娘もいれて三人がメガネとなってしまいました。

うちはテレビを置いていない上、
子供はゲームもあまりしないので、
これはもう 仕方がない流れなのかもしれません。

でも、夫のメガネ姿は 娘からは好評。
「パパ、かっこいい」と。

2010年3月5日金曜日

新しい会社案内できました

新しい会社案内ができました。

梅、どんどん咲いてます♡




我が家のジャム


我が家のジャム。娘と作ります。

娘も私も甘いジャムが好きではなく

市販のものはあまり買いませんが、

イギリスでもオランダでも

ときどきつくってきました。



砂糖は本当に少なく、

レモン果汁をたっぷり入れる我が家のジャム、

娘もいつか家族につくってあげるのでしょうか。






苺というと ・・お気に入りのお店で

おいしそうに並んでいたので購入(↓)


誕生委日やクリスマスは

必ず予約するフランス菓子の店 、

Craquelin (クラックラン)。

海浜幕張にも店舗があります。


娘が小さかったころは 店内にカフェがあり、

よく帰りみちに立ち寄りました。


Craquelin クラックラン















2010年3月3日水曜日

お問い合わせいただいております。


セミナーのお問い合わせやご感想をいただき
誠にありがとうございます。

ECGの専門とする分野を生かし、
他にはない 役立つ、また楽しめる内容を
ご用意していけるよう 努力してまいります。


今日はひな祭りです。
我が家は「かいじゅう」がいるので、
デリケートな飾りものはしばらく・・・封印です。

2010年3月2日火曜日

永田町 黒澤

先日、仕事の関係で訪れた永田町界隈。
ご一緒させていただいたランチの場所は
「永田町 黒澤」。


首相官邸の脇を 小川と竹林を見ながら坂を下って
国会議事堂の駅を右に曲がってすぐ。
あの映画監督 黒澤明さんの名前を付けられたこのお店は
風情もスタジオさながら、美味しいお蕎麦のお店でした。
お料理&雰囲気とも素敵なお店でした。


以下 お店のHPより。
映画「赤ひげ」を彷彿させる外観。
柱の塗りや照明にいたるまで、黒澤組の美術スタッフが
映画さながらに演出。店内に一歩足を踏み入れると
黒澤映画に出演しているかのような雰囲気で
お料理を味わっていただけます。
器は黒澤オリジナルの有田焼。黒澤監督ゆかりの品や、
美術品に値する黒澤監督自筆の絵コンテなども展示し、
小道具も楽しめます。


永田町 黒澤
http://www.9638.net/nagata/index.html


最高に理想的な状態を作り上げる能力:ゾーン

バンクーバーオリンピックも終焉を迎えました。
どの選手も本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくださいました。
技術だけでなく、その精神力と勇気には
大きな感動を与えてくれたと思います。

中にはまだ若くて、小さな体で戦う選手には
TVキャスターも評論家もみな
親にでもなったような気持ちでつい涙ぐんでしまう様子が見られました。

一方、米女子プロゴルファーの今期2戦、
HSBCチャンピオンズで
2周連続の優勝を成し遂げてしまった
宮里藍さん。

彼女いわく、「今まででベストの状態(一番いい状態)で試合に臨めた」とのこと。
メンタルの状態が結果に大きく影響を与えていることは確かです。

プロアスリートが作り上げるこの最高の状態を「ゾーン」というそうです。
身体感覚と直感が効果的に機能しあい、的確に体が反応していくのです。

スポーツ選手に限らず、この状態を意識的に作り出すことができたら・・?
100%確実に作り出すことはできないそうですが、
その可能性に近づける方法の研究は進んできています。

私たちはどうでしょう。
過剰な職務や負担に振り回されるのではなく、

状況を自らコントロールできる力が
職場にも生活にも必要となってきています。

いろいろな方法があると思います。
ゾーン自体を呼び起こすのは難しくても、
マイナスな感覚を引き起こす 自分の認知を
制御する、など。

緊張を引き起こす知覚情報を 意識的に閉ざす意味では
女子フィギアスケート選手の浅田真央選手も
フリー演技直前に浜崎あゆみさんの曲を聞き
気持ちを整えていました。

私の娘も、受験会場に向かう日は
マイナスな感情の生起を避け、
気持ちを盛り上げるために
ZARDの「負けないで」を車中聞きながら
行きました。

そして、心拍数の増加による不安・緊張を防ぐために、
会場入り口で 本人が気が済むまで時間をとって実行させたことは、
深いゆっくりとした深呼吸です。
試験会場に入っても 再び試すように伝えました。

ゆっくりと行う深呼吸は 
呼吸が整ってくると 自然と気持ちが落ち着き
集中力が増します。

そんなことで、メンタル、というと後ろむきな対処療法に関連つけてしまう昨今の現状、
先日のセミナーでは「前向きなメンタルヘルス対策」の必要性を
お話させていただきました。
本当のメンタルヘルスの意味とは、
そのことなのではないでしょうか。

「義務として」、「リスク対策として」、確かに必要ではありますが、
それだけでは動機付けの要因として
内に訴えるものに欠けてしまう。

どうせやるなら 個人にとって、自分にとってもメリットがあって
その上なにより、楽しいほうがいい、
そうなって初めて 日本のメンタルヘルスは動き出すのでしょう。






小さな梅を飾りました。家の中は暖かいので

翌日には花が咲きました。(↓)