2010年3月19日金曜日

新しいステージへ

卒業式でした。

あっという間の数年間、
小さかった子供たちが
でも
凛々しく 大人になって
入学式のあの日と
同じ顔ふれで、
同じ場所にいました。

異なっているのは、
親とではなく、
友人たちとの固い固い絆。

明日から彼らは
その絆を支えに
別々の人生に
それぞれが踏み出していきます。

私たちも
親として、一つをしめくくり、
また新たなステージを迎える準備を
始めていかなければなりません。

小さい頃は、
ある意味 親の思いのままに育て、
でも、子供たちが
自分の足で歩みだした今、
これからは後ろで
見守っていく仕事になるのでしょう。

私たち親たちはみな
子供にとってどんな安全地帯であったのか。

子供が安心して外に踏み出すために
不可欠な安全地帯の有無は
今後の子供たちの姿に
大きく差異を生み出します。

とはいえ子供たちはすでに
そこから踏み出し、
友人との深い関係を築き始めているようです。

でも彼らが傷ついた時、
弱くなった時、
いつでも戻ってこられる安全地帯は
やはり家族のなかにあります。

子育ては 長い長い
試行錯誤のプロジェクト。

親として、
嬉しい気持ちと、
さみしい気持ちと。

そしていま思うことは、
人は生きている間に
いくつの人生のステージを
迎えるのでしょう・・と。





0 件のコメント: