2011年3月30日水曜日

元気の種。

昨日行われた 

ザックジャパンとJリーグのサッカーチャリティ試合には

本当に多くの人が 

見ることで元気をもらったのでは ないでしょうか。


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TVで避難所で試合を見る

子供たちの目がわくわくしていて

子供らしい顔になっていたことが 嬉しく思います。


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私も、元気をもらいました。

ここ2週間ほど 見事に体調を崩し、

先週末とうとう 夜中に 

夫に夜間救急に連れて行ってもらう事態の情けなさ。


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私だけでなく、一般的に 被災地のことを思うと、

多少の不安や不便はは贅沢は言えない、

そういいながら 今皆、

見えない疲労が たまってきているのも

事実なのではないでしょうか。


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そんなときに、このサッカーの試合は 元気をくれました。


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今 支援する側に必要なのは、

「頑張ろう、頑張ろう」と 気を張る段階から、

1ステップ上がって、 きちんと体を休めて

、ゆっくりでも 「以前のように」 みんなが、

本心で元気に笑える姿を 

見せることなのかもしれません。



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被災地でない私たちこそ、いま

「頑張ろう」「頑張らなきゃ」ではなく、

肩の力を抜いて きちんと休んで、

元気な姿を見せることなのかもしれませんね。

こちらが 本当の意味で元気でなければ。


でなければ、被災地の人たちは

もっと我慢してしまうでしょうし、

支援に対して恐縮してしまうでしょう。


 (画像をクリックするとニュースに飛びます)


さて、支援物資をお送りした

ボランティアの知人から現地活動の様子がメールで

知らされてきました。段ボール1つにつめた、

小さな小さな支援でも、

多くの人が喜んでくれていることに嬉しく思います。


下記をクリックすると、活動がブログに書かれているそうです。(↓)

2011年3月25日金曜日

復興へ向けて。

2週間立ち、皆 復興に向け前向きに進み始めました。

まだ気が張ることが多く、
今までとは違う状況の小さな積み重ねが
疲労感をもたらすこともありますが、
それでも 日常にもどろうとする努力が
あちこちに みられています。

都心にもっとも近い被災地として
新浦安がTVで流され、それに続いて
この海浜幕張も映されます。
被災地に比べたら、ここはまだ小さな被害で済んでいます。
大丈夫です。

でも新浦安のあたりは、ライフラインもままならず、
断水も行われ、家が傾く現状も。
それでもみな、口をそろえて
「私たちはまだいい、こんなことで
嘆いては「申し訳ない、」と。

地震発生の翌々日は下記のような様子が見られました。
子供たちが普段遊んでいる公園には
地面に大きな亀裂が・・、
液状化現象があちらこちらに見られています。

地下から噴き出る泥水が
停められていたバイクを半分沈ませています。



歩行道路は ガタガタに浮きあがり、木々は斜めに倒れそうです。
それでも、この街は電線が無いのでまだ安心して歩くことができます。
二つ先の駅では 車道の脇の電線が数メートルおきに
車道側に斜めに傾き 運転も怖い感じです。







一週間くらいは、街も人の姿が少なく、
液状化の泥が乾き、
街中が 砂埃で空気も濁っていました。

最近の状況です。
福島原発の被災の影響で
野菜は海外からの生産物が増えました。
物が少なく、今までのように夕方買い物に行ったら
もう欲しいものは手に入らない状態です。
無ければあるもので済ませよう、
でも子供や夫のことを考えると、
今朝は朝一番に週末のための買い物に
行ってきました。
開店前に 店の前に行列ができていました。

目的は たぶん「水」でしょう。
最近、千葉、東京に
飲料水への注意が促されました。
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列に並ばない私が入店した際には
開店10分後位にも関わらず
水は全く無し。
ちなみに昨日 夕刻にいったスーパーでは
海外もののトイレットペーパーが
2100円で売っていました。驚きです。










地震が起きた日、息子が体調を崩し、医者から戻ったところでした。
娘は期末テストの初日。
夫は東京から帰る術がなくオフィスに泊まり、
その中で、インフルB型の症状が出始めた息子は
夜中何度も腹痛を訴え、起き、夜間救急に連れて行こうか
考え悩んだりもしました。
その後
福島原発の状況が悪化する状況を見て
夫の判断は早かった。
子供たちを 私の実家へ移そう、と。
症状が何とか落ち着いた息子と娘を連れて
深夜 車を実家に向けたものの、
途中 ガスステーションでは5リットル制限でしか
給油できず。
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今は皆 家族そろって家で過ごしていますが、
小さな息子がときどき
「あ、揺れてる・・」とつぶやくことがあります。
実際は、揺れていないのに。
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余震がまだ ときどきですが続いているので、
子供たちも不安を感じているのかもしれません。
ひとつひとつ、少しづつ
子供たちのために 元の生活に戻れるように
してあげたいものです。


















2011年3月22日火曜日

願いを託す。

先ほど緊急地震速報が再び鳴り響きました。
揺れがそれほど大きくなくても
一瞬 緊張が走ります。
揺れが収まっても、その後に何も起こらないことを
確認してはじめて ほっとすることができます。
津波は・・?原発は・・?と。

親は誰でも同じでしょうが、
その一瞬に 離れた場所にいる子供を
どう守ろうか考えてしまいます。
停電に備えて、 電動式の駐車場に車を止めなかった?
・・・大丈夫、
ここ WBG21階から間違いなく出られる?
・・・ドアを開けながら非難出口と手段を頭でシュミレーション。

まだまだ 影響は続いています。

そんな中でも 小さな春の兆しを見つけました。(↑の梅の花)
暖かい春がすぐ近くまで来ています。
私たちの近くにも、東北にも。


慶応のCRLのメンバーが 今日から
東北にボランティアで入るそうです。
メンタルのケアをされるとのこと。

実は 岩手の大船渡に住む私の友人の安否が不明で、
毎日 避難者名簿などを確認していますが
まだ安否が私にはわかりません。
オランダから一時帰国し行った私の結婚パーティにも
岩手からかけつけて祝ってくれた友人です。

彼女のことを考えると、
私もできるなら支援に行きたいのですが、
今は、私を必要とする小さな存在があるので
それはかないません。
その代りに、救援物資をCRLの知人の
ボランティアグループに託したいと思います。

一人でも、二人でも それらが役立つ人が
いるなら、嬉しく思います。
ボランティアの皆さん、どうぞ直接、手助けが
できない人の分まで、
一人でも多くの笑顔が見られるように、
頑張ってきてください。

2011年3月19日土曜日

心は一緒に。

東北大震災から一週間が経ちました。
あっという間の一週間、でも
片時もニュースから目が離せず、
被災地のことを思うと心が痛み、
小さな子どもたちと親が離れてしまった状況に
涙がこぼれてしまう日々でした。

何かできることが無いか、
日本は皆 その意思により強く結びついている気がします。

被災地において、この一週間は
一生懸命に生きることに過ぎたことでしょう。
被災しながらも、皆
「大変なのは自分だけではない」と笑顔を見せる人もいます。

でも、 本当の心配はここからだと、
私たちは心配します。

この一週間は 夢であってほしい、悪夢が終わってほしい、
「今」を一生懸命生きてきた、
でも ここからは「明日」のことを考える、
「過去」のことを思い出す、
つらさが幾層にも厚みを出し重くなってしまうかもしれない。

被災地のみなさんは 今日まで十分に頑張りすぎてきています。
もう、これ以上に頑張れなんて、誰にも言えません。


今回 私のことを心配した海外の友人が
世界のあらゆるところからメールや電話をくれました。
そのほとんどは、こんなメッセージ。
「私たちの心はいつもあなたたちのそばにある」

「頑張れ」とまるで遠くから言うのではなく、
私の友人が オランダから、フランスから、スペインから、イスラエルから、アメリカから、
「そばにいるよ」と。

被災地の方たちにも、私から、私の家族から
同じメッセージを送ります。
「私たちの心はいつもあななたちのそばにある。
私たちができることは小さいかもしれないけれど、
心をそばに置き、祈り、できることをしていきます。」

本当なら被災地に駆けつけて
被災者の、子供たちの話を聴く支援をしたい。
現実の状況は難しいけれど、
いつも、何かできることが無いかを考えています。

被災地の方たちがつらさを吐き出すことができる
場所が、人が十分に派遣されますように。
大人でも弱音を吐きだせる場所がありますように。
子供たちが泣ける場所ができますように。

吐き出さなければ、これからずっとそのつらさを
一人で抱えて生きてしまいます。
一週間が過ぎました。
ここからは 被災地の心のケアが充実することを
祈っています。

2011年3月14日月曜日

東日本地震におきまして

2011年3月11日に発生しました
東北地方太平洋沖の被害に遭われた皆さま
関係者の方におかれましては 
心よりお見舞いを申し上げ、
一日も早い復旧をお祈りしています。

また小さなことでも できることを皆
協力してこの苦難を乗り越えていきたく存じます。

地震から丸三日半が過ぎましたが
これほどの大きな地震の影響はまだまだ
続いています。

お付き合いいただく企業の皆さまから、
またFacebookやメール、国際電話において
安否の心配のご連絡をいただきましたことに
心より感謝申し上げます。

計画停電により、ECGオフィスの入る高層ビルは
地区分け以外の時間帯で停電をしており
これから数日は 通常のように
オフィスに向かうことはできないかもしれません。

ここ海浜幕張は被害は比較的小さかったものの、
道路の亀裂、液状化現象、木々などの倒壊などが
みられています。

ECGの入るワールドビジネスガーデンは
耐震性が高く 21階のオフィスは
本だなのファイルや 植物の鉢が
落下した程度で済みました。

一方、学校や保育園等は計画停電により
自宅待機の要望が出ており、
通常の通勤は 交通の面以外の影響を見せています。

今後しばらくは柔軟に対応していけたらと思います。

2011年3月7日月曜日

月刊誌「Commu-Suppo」 特集記事掲載

ナナ総合コミュニケーション研究所から出版されている
社内誌ガイドブック 「月刊 Commu-Suppo」2001年3月号
特集記事に 淵上美恵著 「多様性(ダイバーシティ)マネジメント」に
関する記事が掲載されました。

多様性とは 人種や性別など 表立って見える属性のほかにも
個々のなかに内在する価値観や生き方、その延長にある
働き方やモチベーションなど 深い部分の個々の違いを
意味します。
現代の企業は この多様な人材をどうマネジメントするのか、
世界的に注目されているトピックでもあります。

まだまだ 歴史の浅い分野ですので
どの企業も試行錯誤から始めています。
その多様性マネジメントについて
イントロダクション的内容を掲載しています。

機会ありましたら ごらんください。

「ミニドラマで学ぶ」メンタルヘルス 発売開始

第一法規から 「ミニドラマで学ぶメンタルヘルス」セルフケア編が
発売開始となりました。

第一編 コミュニケーション編とともに
第二編 セルフケア編でも
企業内で CGイラストによるドラマを楽しみながら
職場で起こりがちな事例を取り上げて
メンタルヘルスの未然予防のためのヒントを
学ぶことができるツールです。

第二編では それぞれ事例ごとに
ディスカッションの機会を設け
職場で 自分たちのケースに照らし合わせて
話し合う機会を作るのに最適なものになっています。

同じ空間を常に共有する仲間だけでなく、
部署や支店の異なる仲間同士をグルーピングして
コミュニケーションをとるのも有効です。
サンプルCDがもらえるようですので
一度 お試しください。