2009年1月15日木曜日

「パラオへ行こう!」淵上美恵著 1月15日(木) 文芸社より発売


今は心理に関わる仕事を中心としていますが、6~7年前の帰国後の私の職業人生の根幹となっているのは、パラオ共和国に関わったお仕事を関係者の皆さんと一緒にさせていただいたことではないでしょうか。

 大使館採用面接の際、思い返すと「パラオは興味深い国」「訪れたことがある」と言い切った私ですが、実はそのわずか3ヶ月前に約8年の欧州生活から帰国したばかり。その嘘がばれないように、採用後は必死にパラオについて勉強したのを覚えています。(笑)

 南国のリゾート、「七つの海の不思議のひとつ」と呼ばれる美しい海をもつパラオはダイバーの憧れの地といわれています。私もその憧れた一人。20代で渡欧する前は「日焼けはしない」と決めていた私も、すぐにその海の美しさと神秘に魅了され「ダイビングライセンス」を現地で取得、仕事の合間に潜らせていただいていました。

海の中は、陸上とは全く別の世界がありました。すべての生命体がここから生まれ、人間もその中のひとつだと感じさせる、偉大な海に包まれている安心感を得ることができます。
人間が、我がもの顔で立ち入ることの出来ない唯一の聖域、私たちは海の居住主たちの邪魔にならないよう、環境を壊さないよう、静かにお邪魔していくのです。

さて、そんなパラオの魅力を新たな側面から紹介しているのがこの本です。単に美しい海だけでは味わいつくせないパラオの神秘な魅力とは…。
「くらげの湖はどうして出来たの?」
「パラオ人はなぜ日本語を話すの?」
「パラオ人秘伝の美白(効果絶大)の秘密は海にある?」
など、実際にパラオ観光局勤務時代の興味深い話題を集めた見聞録。
ぜひ、ご興味がありましたらご一読ください。

「パラオへ行こう!」 淵上美恵 著 文芸社 1470円  
文芸社 書籍案内
 
http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-06277-8.jsp


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