2009年1月5日月曜日

目標を達成するための3つ+1の必要条件

 














【 ↑ 毎年恒例になった群馬産のだるま】

新年も明け、多くの人が2009年の仕事を今日開始したのではないでしょうか。
2009年が皆々様にとって素晴らしい一年になりますよう、お祈り申し上げております。

さて、新年といえば、「一年の抱負」です。私の家でも毎年それぞれが一年の目標を決め、それぞれのカラーのだるまの背(写真実物)に書き込み飾っておきます。
 こんなにたくさんのだるまがあるのは、別に大家族というわけでも目標が多すぎるというわけでもありません。
一昨年・昨年・今年と家族それぞれが「長期的な目標」を掲げ、努力しているので、ほとんど同じ抱負にサブ抱負を背負っただるまが3年分になったというだけなんです。達成されたときに一気に目を書き込むのを楽しみにしています。

ところで、人をある特定の行動に動機付けるのに有効な「目標」ですが、単に目標を立てるだけでは全く当人を駆り立てるものが生まれないことをご存知でしょうか。


 人を駆り立てるような目標を立てるには3つの条件があります。


1.ひとつは目標は具体的に特定したものに限るということ。
「○○をがんばろう」といった一般的な表現の目標は、行動にすぐにつながることはありません。
あまりに抽象的で、何をどう頑張るのか、自分でもわからないままに
恐らく年末まで過ごすのでしょう。 目標は具体的でなければなりません。
 
 2.当然、目標は低すぎても高すぎてもだめです。
目標設定が低すぎると「この程度で大丈夫」という気持ちが無意識に働き、
その人の100%の力を出すことなく終えてしまいます。結果、達成する喜びも小さいので、
次の行動への動機付けは弱いものになります。一方高すぎる設定は、
達成欲求を駆り立てたとしてもなかなか結果が出ないことに精神的に疲労困憊となり
継続して努力することが出来なくなります。望ましくないのは、自分の評価を下げてしまうことでしょう。
この経験が重なることが「自分はやっぱりだめなんだという意識を生んでいきます。

3.最後に、目標は何らかの形で数値化されると自分の頑張り、不足部分が明確になり、
次の行動につなげることが出来ます
もし、大きな目標であれば、ブレイクダウンし、数値的に可視化できるものがいいのではないでしょうか。
どれくらいの期間に、どれくらいの成果をあげるのか、出来る限り数字で表します。

 どんな目標でも、具体的にした挑戦のしがいのある、
しかし努力によっては不可能ではない目標をたて、
それを数字で成果を追っていくこの3点が目標達成には重要ということです。

+1 でも、もうひとつ、もし他者からのフィードバックがあったなら・・・
努力に対して一緒に喜んでくれたり、アドバイスをもらったり、分かち合う他者の存在があったら、
目標に向かう強い意思も達成への喜びも2倍3倍のものになるのではないでしょうか。

 今年の目標を「言語化」し、さらに身近な先輩や同僚、家族を巻き込んで楽しく目標達成を目指してはいかがでしょうか。


0 件のコメント: