2008年12月9日火曜日

心を暖かくするもの


太陽の南中高度が下がり、
夕焼けが向かいのビルに真っ赤に
反射する季節ですね。
以前 私が行った講義に参加してくださった
生徒さんたちに
オフィスの紹介を兼ねて小セミナーを企画。
以前は東京で受講されていた生徒さんたちが
わざわざ海浜幕張までくるには大変だろうと、
なかば良いお返事はあきらめていたものの、
毎日少しづつお返事が届き始めましした。
その中でも「、こられないけれど・・」と前置きをしながら、
今後のECGの活動を応援してくださったり、
ご自分たちがかつての経験をもとに、
どんなに生き生きと仕事・生活・勉強をされているかを
手紙にして送ってくださる方がたくさんいたことに
うれしく思いました。
今はメールですんでしまう挨拶も、
手書きで書いてくださる手紙やメッセージには
なんだか心が温かさせられます。

メールで絵文字が生まれた理由は、
文字だと相手の気持ちの伝達が困難だったり、
不十分だったりするためだそうですが、手書きの手紙は 
文字の動きや文章、選んでくださった紙の絵柄など、
相手の心がしっかりと伝わってきます。

英国の大学院で 友人たちが
クリスマスや誕生日の最も大切なものは、
どんな素敵なデートかでもなく、どんな豪華なプレゼントかでもなく、
手書きのカードの有るか無いかだと言っていたのを思い出します。
そのときは「そんなものなのかぁ」と聞き流しましたが、
なるほど、と実感です。

時代はどんどん変化していきますが、
心を率直に伝えるもの、そんな文化は残ってほしいものです。

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